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help リーダーに追加 RSS 地産池消について・・・その2

<<   作成日時 : 2006/02/14 21:38   >>

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 農産物をはさんで、生産者と消費者との関係は、売る側と買う側、儲ける立場と客の立場という関係が成り立っています。この関係は農産物が輸入農産物であろうが、地元の農産物であろうが全く同じです。ですから、この関係のみ成立させるのであればアメリカ産牛肉も国産牛肉も同じです。

 この関係の焦点は、売る側は「いかに儲けるか!」、買う側は「いかに安く買うか!」ということになるでしょう。農産物も商品である以上、両者の損得のみの取引が成立するのは当然の事です。

 しかし、日本の食糧自給率が40%と先進諸国の中でもズバ抜けて低い事により、国内には膨大な輸入農産物や輸入食品が溢れかえっています。「国内産農産物よりも安価でいいことじゃないか!」確かに工業製品なら大いに結構です。特別なこだわりが無ければ、損得取引のみの関係でいいでしょう。

 しかし、消費は損得関係のみで行なわれているとは言い難いものがあります。同じグレードでHYUNDAIの自動車はTOYOTAに比べてはるかに割安といえます。しかし、少々ではなく、かなり無理をしてでもTOYOTAの車を買う人が多いようです。なぜでしょう?

 おそらく、ブランドへの信頼、イメージ、憧れ、見栄等がTOYOTAを買わせるのでしょう。腕時計のロレックスやエルメスのバッグなどの高級ブランド品はその典型です。そして、まともに食事もせず、なけなしの金で、その高級ブランドを買う若者が多いようです。ブランド製品を買うときには、専門雑誌で綿密に調べ、研究したりもします。

 これに対して、食品に関する関心や研究心はあまりにも低いような気がします。もちろん、興味を持ち、研究熱心な消費者もいます。しかし、そういう人はごく少数派です。大多数の人の関心は、その価格にあるようです。良い品を安く。確かに、それが一番です。でも基本的に良い品は高いものです。工業製品やブランド製品には持てるこの感覚が、どうして食品には持つことができないのでしょうか?

 「毎日のことだから」、「少しの節約が大きいから」。でも、節約して何にお金を使うのでしょう?食品は、毎日体の中に摂りいれるモノです。健康や寿命に直接関わるモノです。だからこそ、良質(ご馳走ではありません)のモノを選ぶ必要があると思います。少々高価であっても、決して惜しくないし、高価と言っても、たかがしれています。

 米の値段はどんどん安くなっています。スーパーなどの安売り競争の対象品目になっているからです。「特売」というやつです。このことにより、農家の米作りの意識は、確実に萎えてきています。10kg5千円のお米は決して安いお米ではなくなりました。10kg5千円ということは、200グラムが100円です。ペットボトルの水より安い米が、なかなか手の出ない高級米というのが納得できません。

 日本人の長寿は世界でトップです。しかし、60歳以上の高齢者の有病率もトップクラスと言われています。要は、病人である期間が長いだけです。有病率の高さと、農産物自給率の低さとの間に相関関係があるような気がしてなりません。海外から輸入される安価だけれど品質が悪く、安全性に欠ける食品を食べ、体調が悪くなれば、高価なサプリメントを飲む。大きな間違いをしているのではないでしょうか。

 私は、農業の生産現場にいます。日本農業はこの安売り競争に巻き込まれ、農家の生産意欲は減退しています。なんとか、活気が出るように色々な取り組みを行いますが、これといった効果は出ないようです。生産者がいくら頑張っても、農産物を販売する流通業界や購入してくれる消費者の理解がなければ、なんともならない事実があります。

 国内の農業が衰退すれば、食に対する安全性は必ず低下します。しかし、食べないと生きてはいけません。そして最終的には、私たちの健康や寿命に著しい悪影響を与えると思います。そうならないように消費者の一人ひとりが、もっと食に対して興味を持ち、研究することの必要性を感じます。

 地元の農産物について、少し興味をもち、勉強してみて欲しいと思います。これまで述べてきたことが理解していただけると思います。地産池消は、私たちの健康を考える上で、大変有益な考え方です。地元の農業や農産物に少し興味もつ。このことが重要なテーマだと思います。

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プールサイドの人魚姫
2006/02/18 15:42

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