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私は本をよく読みます。書店や新聞、雑誌で「おっ、おもしろそうだな」と 思えば、すぐに買ったり、取り寄せたりします。おもしろそうな本なら、手当 たりしだい読みますが、いくつか好きなジャンルがあります。精神世界がその ひとつです。 精神世界分野は、科学的に解明されていないことが多く、宗教への信仰心へ つながることもあり、職場で議論したりすると、けむたがられたり、敬遠され たりするようです。 私は、特に信仰している宗教はありません。初詣に神社に行き、夏はお地蔵 様にお参りし、クリスマスは1年に1度だけイエスキリストのことを考えなが ら子供達とお祝いし、お寺の鐘を聞きながら年越しをするという、一般的な日 本人の宗教観というか宗教観の無さというか、でも、それはそれで正常なのだ と信じています。 私は、宗教は人々が幸せになるための教えであって欲しいと思うのですが、 特に信仰心の強い、一神教の国ほど人々が悲惨な目にあい、不幸になっている ような気がしてなりません。このことから、日本人の宗教観は、そう悪くない ような気がするのです。 話を戻しましょう。精神世界で私が非常に興味を抱き、しばらく実践したの が瞑想です(現在は、瞑想よりも睡眠を優先させてしまっているのですが)。 なかなか、深い瞑想が体験できず、いずれ時間ができれば再びチャレンジして みたいと思います。 ところで、瞑想を実践して自分なりに変化があったと思うことが2つありま した。ひとつは平常心と優しい心です。腹の立つことが全くなくなりました。 そして、もうひとつがイメージ力です。良い方向のイメージがどんどん湧いて くるようになりました。このことは、仕事に関して大きな成果をもたらしてく れたと感じています。 生産現場で農家と新しいプロジェクトに取り組む時に、農家と共に良いイメ ージがどんどん湧いてくるときがあります。この様な場合は、100パーセン ト成功します。そしてイメージがぜんぜん湧いてこない場合は、絶対うまくい きません。イメージが湧かないからといって、決して手を抜いているわけでは ないのです。全力で取り組むのですが途中で挫折してしまいます。 以前、弓道の達人がこう言っていました。「的を見て、矢を放つだけでは上 手く的を射ることはできません。的にあたる矢の軌道をイメージして、矢を放 つと見事に的を射ることができます。」NBAのスーパースターのフリースロ ーも同じなのではないかと思ってしまいます。 ものごとを実行するにあたり、良いイメージを持つことは大変重要だと思い ます。しかし、良いイメージ(かつ正しいイメージ)を持てること自体、実力 の要ることです。実力の無い者は、自分に都合の良いイメージを持つことはで きますが、それは正しいイメージではなく、失敗する可能性が高いものです。 「良いイメージを持てるコツとは?」 やはり、コツコツと経験を重ねていくことの他は無いと思います。イメージ を抱いて実践し、経験を重ねていくうちにそのイメージが正しい方向に修正で きるようになります。 そして、もうひとつ重要なことがあります。正しく良いイメージを持つため には、既成概念や先入観は大敵です。私が、瞑想の経験を通じて、イメージす る力が向上できたのは、無になろうとして、自分を見つめなおす過程で、余計 な既成概念や先入観が取り払われたことによるものだと思うからなのです。 |
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